発音の練習って、ずっと発音やるの?
更新日:8月13日
この質問、保護者の方から時々いただく質問です
確かに、
発音練習と聞くと、
45分、60分間ずっと
「か、か、か」
「さ、さ、さ」
と練習しているようなイメージがあるかもしれません。

でも実際は、違うんですよ。
くり返しの発音の練習を ずっと続けることはないんですよ。
ことまるの発音や滑舌のレッスン
発音の練習は、
くり返しの発音を練習する以外にもあるんです。
<音を聞き分ける力>や、
<ことばを音に分ける力> を育てる時間も大切です。
<音を聞き分ける力>とは、音の違いが分かることです。
この力は、自分の発音と正しい音の違いに気づくことにつながります。
<ことばを音に分ける力>とは、ことばが一つひとつの音からできていることに気づくことです。
この力は、単語の1音1音を意識することにつながり、発音しやすくなります。
発音のベースになる力です。
お勉強のようなやり方では得られにくい力です。
これには、ゲームや遊び感覚で取り組める活動を取り入れています。
◼︎音韻すごろく
◼︎聞き取りゲーム
◼︎絵積み木遊び
など があります。
これらも発音練習の一つなんですよ。
また、これとは別に
短い時間の活動をすることもあります。
◼︎お話をする
◼︎ことば遊び
◼︎間違い探し
など、
短い時間ですが、これらの活動をちょこっと挟みつつ、
<発音の練習> が入ります。
発音を練習して、 少し違う活動をして、また発音を確認する。
そんな流れで進むこともあります。

なぜ発音以外のことをするの?
発音以外のことをするって、時間がもったいない、なんで?
と思われるかもしれません。
理由の一つは、
お口や舌のことばかり意識していると、力が入ってしまうことが よくあるからです。
それではかえって、遠回りになってしまうことがあります。
発音が気になる子ほど、
「こうかな?」
「今ので合ってるかな?」
と一生懸命になります。
もちろん、その頑張りはとても大切です。
でも、力が入りすぎると、かえって自然な発音が出にくくなることもあります。
そんな時は、
少し体を動かしたり、ゲームをしたり、
別の活動をしたりして、気持ちを別のところへ持っていく。
ちょっとの時間なんですが
お口への意識を少し休ませる方がうまくいくこともあるんですね。
ことまるでは、
練習を少しずつ分散しながら進めることが多いです。
正しい発音が出る機会を増やし、
自然な会話でも使える発音につなげていくためです。
遊んでいるように見える時間も、レッスンしている
例えば、
絵を見ながらお話をしたり、
しりとりをしたり、
ゲームをしたりしている時。
子どもたちにとっては、
「今、あそんでいるー」 という感覚だと思います。
でも私は、その時の発音もよく聞いています。(怖いですねー)
練習では言えていた音が、
◼︎自然な会話の中でも使えているかな?
◼︎苦手そうに言うかな?
◼︎口元は自然かな? クセはでてる?
そんなことを確認しています。
ゴールは「練習で言える」ではありません
家でも、 学校でも、
お友達との会話でも、
自然に使えるようになることです。
そのためには、
発音の練習をする時間も、
楽しく会話する時間も、
どちらも大切だと感じています。
おわりに
発音の練習は、
ずっと発音をしているわけではありません。
ことまるでは、
発音の練習と遊びや会話を組み合わせながら、
自然に会話の中でも使えることを目標にしています。
「発音のレッスンって何をするんだろう?」
と思われていた方の参考になればうれしいです。




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